シーズン途中でスキーブーツの小指の付け根があたり始める。こんな場合インナーのヘタリや気候が暖かくなってきてブーツの中で足が動くようになった、、などの原因も考えられますが、根本的な原因は下腿外旋というアライメント不良が起因しているケースがほとんどなので、関連する筋肉の緊張を緩めてあげれば改善します。下腿外旋が原因での当たりか否かを確かめる方法:ブーツを履いてつま先を開いたポジションにすると痛みが緩和し、つま先を正面に向けたりプルークにした時に痛みが増すかどうかをチェックします。このテストであたりや痛みの強弱が変わる場合は、身体のセルフケアなどで原因となる筋肉をケアしてあげる必要があります。腫れが酷い場合やタコが育って痛い場合はピンポイントでのシェル加工を行いますが、ブーツ全体を広げてしまうと緩くなるだけで痛みに変化はみられません。昨日いらしたスキーヤーのお客様は、あたりの強い方の足と原因の筋肉の緊張の強さの強い方が一致していました。下腿外旋は靭帯のケガにもつながるので春スキーシーズンに向けて雪も悪くなるので、小指の痛みには要注意しましょう。